グループの創業者、松岡清次郎(1894-1989)は凡そ半世紀をかけて数々の美術品を蒐集してきました。このコレクションを「松岡一個人のものとしてではなく、人類全体の文化遺産として後世に継承していく義務がある」と考え、1975年港区新橋で一般公開を始めたのが松岡美術館のはじまりです。
およそ1800点にも及ぶコレクションは、中国陶磁をはじめ、古代オリエント、ガンダーラ・インド彫刻、フランス近代絵画、日本画、現代彫刻など広範囲に及びます。そしてその充実した内容は創業者が如何に美術品を愛し、その蒐集に情熱を傾けてきたかを具体的に示しています。
2000年春には港区白金台に美術館を移転し、新規オープンしました。緑豊かで閑静な立地に恵まれ、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと美術品鑑賞ができます。
館のエントランスを飾るブールデルの彫刻「ペネローブ」をはじめ、中国陶磁の「青花双鳳草虫図八角瓶」「青花龍唐草文天球瓶」、ルノワールやシャガールといったフランス近代絵画など、国際的な名品が収蔵される当館は、専従する学芸員による作品研究、年に数回の企画展の開催の他、館外で催される展覧会への作品貸し出しなどコレクションの社会還元を行っています。


 
主な作品リスト
古代オリエント文明
・「トトメス3世浮彫」B.C.1479-1425年頃
・「エネヘイ像」B.C.1300年頃
・「彩色木棺」B.C.1069-945年頃
・「ミネルヴァ」ヘレニズム後期B.C.100年頃
中国陶磁
・「三彩馬」唐時代
・「青花双鳳草虫図八角瓶」元時代
・「釉裏紅芭蕉文水注」明時代洪武期
・「釉裏紅牡丹文大盤」明時代洪武期
・「青花龍唐草文天球瓶」明時代初期
ガンダーラ・インド彫刻
・「仏陀立像」3世紀頃
・「菩薩半跏思惟像」3世紀頃
・「仏陀説法図」3世紀頃
・「シヴァとパルヴァティー」11-12世紀
フランス近代絵画
・モネ「サン=タドレスの断崖」1867年
・ルノワール「リュシアン・ドーデの肖像」1879年
・シャガール「婚約者」1977年
・ピカソ「ドラ・マールの肖像」1941年
日本画
・横山大観「梅花」1929年
・下山観山「長安一片月」1900年
・川合玉堂「炭焚く夕山」1940年
・上村松園「春宵」1936年
現代彫刻
・ブールデル「ペネロープ」1912年
・ムア「横たわる女、肘」1982年
・ムア「台に坐る母子」1983年
・グレコ「水浴の女」1964年


 

 
松岡美術館
東京都港区白金台5-12-6
03-5449-0251
http://www.matsuoka-museum.jp/
東京メトロ南北線/都営地下鉄三田線「白金台駅」
出口1番より徒歩6分
JR「目黒駅」東口バスターミナルより
都バス(黒 77・千駄ヶ谷駅行/橋86・新橋駅行
「東大医科研病院西門」下車

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